ユーザー車検マニュアル
※ユーザー車検の方法を小牧車検登録事務所を例として紹介します情報古くなってましたので最新(2014年10月)に更新、一部昔の写真流用してます。

@ユーザー車検 ヘルプディスク 電話番号0570-030-330(IP電話は03-6801-6654)
インターネット受付 https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do   またURL変わりました車検受けるごとに変わってる・・・
ID登録して予約に進みます。車体番号、ナンバー等必要になるので車検証を用意して登録してください。

2016年の車検で一番変わったこと、ヘッドライト検査ハイビームではなくロービームで測定。目張りしする必要なくなり現実に即した改善です。
A必要書類等
 1.自動車検査証 2.自動車納税証明書(5月頃に収める税金の控え・払ってあれば機械で証明書を発行することもできます) 3.点検記録簿(なければ当日買って点検しましょう) 4.自賠責保険(新・旧)新たな物は当日車検場で契約できます。 5.自動車重量税納付書(37800円当日印紙を買い書類に貼り付けます。) 6.検査申請書(当日書きます。印鑑必須) 7.自動車検査票(当日書きます 手数料が要ります。)
B必要経費
 1.書類代(上記Aの3.5.6.7の書類)35円
 2.自賠責保険 27,840円
 3.重量税 15,000円 プリウス 
 4.検査手数料 1,800円
(整備が必要な場合それに掛かるお金は別途必要です。)
テスター屋 ライトの光軸合わせ程度なら1000円前後です。
C当日の流れ
1.自動車会議所7番窓口にて用紙購入→ 2.自動車会議所8番窓口にて手数料印紙・重量税印紙等購入→3.自動車会議所内指定場所にて自賠責保険に加入(別途加入も可)→4.リサイクル税の預託金の納付(先に預託してある場合は不要)5.点検記録簿の作成(事前にしてある場合は除く)→6.事務所にて書類を記入し、4番窓口にて検査予約確認受付→7.検査コースに車両を移動→8.各検査→9.総合ボックスにて合格判定→10.問題が無ければ、事務所3-1番窓口にて車検証・検査標章交付→11.検査標章をフロントガラスに貼り付け→完了
 ※異常があった場合は近くの車検テスター屋等で整備して8.より再検査。
D点検記録簿 12月点検と24月点検用項目に沿って車両をチェックし、レ点を入れていきます。
 事前にしっかりと用意しておいた方が簡単です。また、ディーラーで点検している場合はその書類でOKです。
※これが出来ない場合は近くの車検テスター屋等で点検してもらいましょう。別途費用が掛かります。
※最新のものは少し様式が変わってます。内容は同じです
E審査依頼書(自動車検査票)の記入。現在の走行距離が必要となります。審査印紙1,400円+検査登録印紙400円を貼ります。また、事前予約した予約番号もここで必要になります。ここで走行距離を書く欄が追加されています。100キロ未満は切捨てでよいです。
F継続審査申請書に記入。また、印鑑が必要となります。
G自動車重量税納付書に記入。15,000円の印紙を貼り付けます。
H事務所窓口で必要書類全てを提出し、証明印を押してもらい車をラインに移動します。
施設完全に建直しされてましたが特に支障ないので昔の画像で以下についても説明します。
I並んでいるときに検査員が来て,外観検査を行います。
 ウインカーやストップランプ・ヘッドライト等の基本的な機能が問題ないか検査されます。係員の指示に従ってライト等を点灯させたりします。また、エンジンルームの基本的なチェック(ブローバイガスの大気開放等の違法性やオイルの漏れ等)
J排ガスの検査。内容 排ガス測定器の棒をマフラーの中に入れます。案内指示板に○が表示されればOK。以前と変わってこちらが一番目
※プリウスの場合測定器入れた後Pレンジで測定終わるまでアクセル全開。

※重要 測定結果を待ち自動車検査票を横にあるレコーダーに差込み記録する。

K下回り検査。 内容 下回りのがた等を検査員が下からチェックします。ステアリングを持たないように指示があります。案内指示板に○が表示されればOK。
※重要 ここでも自動車検査票を横にあるレコーダーに差込み記録する。
Lサイドスリップの検査
 上にある案内指示板に従い前進します。
 ゆっくりとステアリングもまっすぐしたまま直進します。ラフな操作ではあっという間に撥ねられます。
 案内指示板に○が表示されればOK。
M速度計の検査。内容 速度計が40キロになったらパッシング。
Nヘッドライトの検査。内容 ロービーム(以前はハイビームでしたが変わりました)にして検査を待つ(自動的に機械が測定してくれます。)
ディスチャージは微妙な判定で×となります。×と表示された場合、車を動かす前に担当官に光軸が上下どちらに外れていたか聞く事をお勧めします。
車を進めた時点でデータリセットされる為,動かしたあとは担当官も分かりません。

案内指示板に○が表示されればOK。
※ステアリングはしっかりと持っていて下さい。
Oフットブレーキの検査。内容 指示後ブレーキ
P駐車(サイド)ブレーキの検査。内容 指示後駐車ブレーキ
案内指示板に○が表示されればOK。
 ※Nレンジにして待機
 ※ここでは全て思いっきりやってください。
 ※また、ステアリングはしっかりと持っていて下さい。

 
Q総合ボックスにて判定。今まで全てOKであれば,総合合格の印を押してもらえます。×項目があれば,別途その項目のみ整備後検査を受けれます。
 全て合格となるまでは再検査が必要です。
R総合合格印をもらった後、事務所3番窓口にて車検証・検査標章交付してもらいます。
 新しい車検証には走行距離の表示があります。
前回の車検時の走行距離と今回の車検時の走行距離が2段で表示されます。
S検査標章は小さくまたプラスチック製で剥がしやすくなりました。一発で剥がせます。
総評 ユーザー車検と言うのはあまり難しい物ではありません。また、代書屋や車検テスター屋での予備審査等がありますが,私は使った事ありませんし無駄な事は極力しません。日頃充分にメンテナンスに力をいれていれば引っかかる事はないと思います。また、ユーザー車検の本も出てますが,上記の工程を見れば分かる通り,本当に必要な部分は数ページです。買う必要もないと思います。ちなみに所要時間平日ですいていたため45分でした。
※車検と車の整備は基本的に別物だと考えた方が良いと思います。ユーザー車検をしてOKであれば、すべて整備もOKと言う事ではありません。オイル交換やタイヤの擦り減り・エアクリーナーの清掃等の日常点検は常に行うように心がけてください。また、ディーラー等によってはディーラーにて車検を受けないと継続した保証が受けれない場合がありますので,十分留意してください。
    
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