燃費向上に役立つ小技集です。基本的にお金がかからず燃費の向上が見込める方法を掲載します。また、デメリットがある場合そのデメリットについても解説します。(主観によるところもあるので間違えがあればご指摘ください。) |
運転編 @ラフなアクセルワークはしない。 当然ながら出足に必要以上にアクセルを踏み込むと燃費は悪化します。逆にトルクの出てない範囲でトロトロと進んでもエンジンにストレスがかかり燃費は悪化します。最大トルクの70〜80%前後で加速するのが燃費に良いと思います。 Aエンジンブレーキを積極的に使用する。 ブレーキの際は常にエンプレを効かせるつもりで、ギア操作を積極的に行う。この事で燃料カットが働き燃料の節約が出来ます。この場合も後続車等の動きに配慮し、後続車がいる場合は、先にフットブレーキでブレーキランプを点灯させてからエンプレを掛けると危険性が大幅に低減されます。 B過度の暖気は不要。 冬場等で暖気の時間は約40秒で良いので、長時間の暖気は燃費の悪化となります。ただし即全開とはせずに5分ほどは控えめな運転に心がけましょう Cたまにはエンジンを回しましょう。 エンジンを低回転のみで使うとエンジン内部にカーボンが溜まり徐々に燃費が悪化していきます。たまにはエンジン回転をあげ内部のカーボンを焼ききりましょう。 D経済運行速度をまもる。 一般的には時速60km程度の定速走行が燃費には良いといわれています。 E長期間のアイドリングはやめる。 アイドリングはしないに越したことはありません。周りに迷惑(後続車両等)のかからない状態でのアイドリングストップを心がけましょう。 |
エアコン編 @適切な換気を行う。 冷房の場合、窓を閉め切っていた車内温度は車外温度に比べ大幅に上がっています。一旦窓を全開にして車内の熱気を逃してからエアコンを掛けた方が効果的です。また、車外温度が高温の場合はエアコンを車内循環にした方が負荷が下がり燃費には有効です。但し、長時間の車内循環は酸素濃度の低下を引き起こし眠気を誘いますので1時間程度を目処に車外循環で空気の入れ替えをしましょう。 Aエンジンが温まるまではヒーターはつけない。 暖房の場合、水温系の針が動き出す前にはヒーターを入れない。結果的にこの方が温まる時間も早くなりますし、燃費にも有効です。 B窓の全開運転はやめる。 燃費の悪化を嫌いエアコンを極力我慢して窓を全開にして走っている車を良く見かけますが、時速50km以上であれば、窓を開けたことによる空気の負荷とエアコン時の燃費の悪化は相殺されます。さらに時速80km以上であれば逆転します。窓を開ける場合は全開は避けて風通しを考慮したあけ方(運転席を空けた場合、対角線上の後部座席の助手席側をむあける)をしましょう。 |
整備編 @タイヤの空気圧は適切に。 タイヤの空気圧が減ってると燃費は悪化します。逆に過度に空気を入れすぎた場合グリップが低下します。 Aエンジンオイルはこまめに換える。 エンジンの不調の最大の予防対策はエンジンオイルのこまめな交換です。高いエンジンオイルを長く使うより値段の安いものをこまめに換える方が効果的。 Bエアフィルターの交換。 適切にエアフィルターを交換していないと燃費が悪化します。最近はエンジンのエアフィルターだけでなくエアコンのエアフィルターも標準装備されているのでそちらの交換もお忘れなく。 |
その他編 @高速道路の自然渋滞時は左車線の方が早い。 漠然と左が早いと思ってましたが、先日検証のテレビ番組で放映されていました。左車線の方が進むのでその分燃費も良くなります。 Aガソリンは朝入れる ガソリンは当然温度によって体積が変わります。温度の下がっている時間帯に入れたほうが同じお金でもたくさん入ります。 B余分な荷物は載せない。 100s重量が増えると約1km/L燃費が悪化します。極力不要な荷物は減らしましょう。 |