INJEN BLACK COLD AIR INTAKE取り付け手順

プリウスのエアクリBLITZ SUS POWERにしてましたが、どうも夏場の吸気温度上昇が気になる。国内産だとHKSのRacing SuctionRのような純正吸気口の近くにエアクリを設置したい。でもHKSの無駄なパイピングと湿式エアクリは嫌いですので、パイピングを自作することを考えてましたが、いろいろ調べてるとアメリカのINJEN社に自分の理想と近いパイピングのエアクリが発売されている、しかも$210。パイピング自作より安い。(プリウスのエア制御はただの直管だとエアフロに問題があるのでパイピング何通りも自作して問題ない品をチョイスする必要がある)

電装関係ですので、バッテリーのマイナス端子を外します。
@別途バッテリー端子取り外し手順ご参照ください。
3分以上放置後作業してください。

購入したのはInjen SP Series Cold Air Intake4 品番SP2090BLK 他にSP2090Pのポリッシュ仕上げがあります

Aエンジンカバーを取り外します。別途プラグ交換手順をご参照ください。
緑色の矢印の部分10oのボルト4か所を外します
赤色のクリップも外します
Bサクションホースも取り外します。
Cエアフロセンサーのコネクターを取り外します。
D2か所の10oネジを取り外します。
Eウォーターホースをクリップから浮かせます。
F純正アースラインのクリップを外します。
Gウォーターホースを避けるように純正エアクリ全体を持ち上げて外します。
H純正インテークホースの根元のねじを緩めホースをとりはずします。
IInjen インテークパイプの根元に接続用ホースを取り付けます。
車体側は当然仮締めで。
また、エアフロセンサーも純正のものを移設します。
(※SUS POWERから移設となったので写真ありません。間違える人はいないと思いますが、写真Lでみてエアフロセンサー線が右側に出てるのが正解)
Jプローバイホースを取り付けます。
Kエンジン側に付属のスペーサーを取り付けて、エアクリをスロットルに取り付けます。
L全体にねじを本締めして完成。
エアクリ総評 計測値はすべてTouch-B.R.A.I.N.の数値
以下 TINJEN  UHKS(プレミアムサクション) VBLITZ

@吸気温度の差 社外温度計との差。当然プラス側です。
T高速 7〜8度       街中 10〜15度 
U高速 5〜7度       街中 10〜12度 ※注1
V高速 10〜12度※注2  街中 16〜20度 

Aパワーチェック フル加速 私有地でのフル加速 ピークを計測 (数値は絶対値ではありません。相対値としてみてください)
T 1回目136HP 2回目140HP  3回目138HP ※注3
U 1回目132HP 2回目129HP  3回目128HP ※注4
V 1回目140HP 2回目138HP  3回目141HP
※注1、注4 2年前のから使ってないので2年前のデータを使用 ※注2 2年前のデータより1度上がってますが季節要因と思われます。※注3 変えた直後は152HP計測されたが、1ヶ月後左の数値に落ち着く。

総評、感覚的にもデータ的にもBLITZがピークパワーで優れる。但し、中間加速は圧倒的にINJENが使いやすい。BLITZからINJENに変えた直後はモーター出力がギクシャクするほど違いがあった。
HKSは中間は良かったものの頭打ちが早すぎて爽快感に欠けて面白くない。しかもパワーが最低レベル。
但し、プリウスはエンジンパワーがあがるとモーターパワーを下げて調整してしまう。これはメインのCPUいじらないとどうしようもなさそう。エンジンがフルパワーで回っている高速域ではエアクリの効果は非常に良く体感できます。
  
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